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今回は、北摂エリアの人通りの多い住宅地で家を建てられたS様へのインタビューを一部ご紹介いたします。

DATA
・茨木市
・2020年3月にお引越


●家づくりを始められたきっかけは何でしたか。

昔から『渡辺篤史の建もの探訪』などを見てたので、人とは違う注文住宅を建てたいと思っていました。私は転勤族なんですが、子どもが大きくなる前に、拠点を作ってやらないとあかんなと思ったのがきっかけでした。


●家づくりで特にこだわったところはどこですか。

私は〇〇っぽいとか、〇〇調っていうのがあまり好きではなくて、例えば、デニムみたいに使えば使うほど体になじんでいくような家がいいなと思っていました。だから、無垢の床にしたし、壁も塗装にしました。〇〇調みたいなものはゼロではないにしても、極力なくしたい、住めば住むほど経年劣化ではなく、経年変化を感じられる、そういう家にしてほしいということを伝えました。

服とかも購入した時が100%の完成形ではなくて、実際に着て、色が少しはげて、ちょっとほつれたぐらいが完成形かなと思っています。なので、新品の靴とかは履くの嫌ですし、ちょっと汚れて履きこんだぐらいでようやくデビューさせたいみたいなところがあります。この家もまだまだこれからが楽しみですね。

あとは、ビルトインガレージとリビング階段、アウトドアリビングがほしいと伝えました。内と外が一体感がでるようにしてほしいというお願いをしましたね。中庭が広いので、アウトドアリビングとしても利用できてよかったです。


●「これはやったほうがいいよ」と伝えたいところはどこですか。

私たちの家は、住宅地で人通りも割と多いので、設計の秋山さんの一番初めの提案で「外に閉じて、内に開く」というコンセプトで家を設計していただきました。アウトドアリビングや玄関で内外一緒の素材を使い、内外の境をなくすことで、より広く感じられます。すごいだだっ広いところに家を建てる人って少なくて、住宅地に建てる人が多いと思うんですけど、「外に閉じて、内に開く」設計だと、家の中にいて気持ちいいし、この家どうなってんねんやろうって外からも気になりますよね。そういうのってなかなかいいと思います。


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